IBM Spectrum Protect(ISP)(旧Tivoli Storage Manager(TSM))」は全世界で200万システム以上の導入実績と20年間を超える歴史のある統合バックアップソリューションです。
ISPでは20年近く前に生まれた時から、バックアップ・オブジェクトをISPデータベースで統合管理するアーキテクチャーを採っていました。過去に取得したバックアップ・データすべてについて「今どこにあってどういう管理状態にあるのか」をデータベースで管理しており、物理的なバックアップ媒体のデータを確認する必要がありません。この機能によって、ユーザは自分が取得したバックアップの保管メディアを意識すること無く、適切な媒体管理はISPにお任せしたままで運用し、必要になった場合は復旧したいファイルと取得されたタイミングを指定するだけで復旧できるわけです。
このようにISPはソフトウェアとして過去はメインフレームから、最新のVMwareに至るまで、バックアップソリューションとして常に進化を続けているソフトウェアです。
バックアップ対象サーバが複数存在してもデータセンター内で使用しているストレージ容量での課金のためコストが明確になると同時に他のサービスありがちなテーブル課金のような余分な容量分のコストを抑えることができます。
バックアップしたファイル等についてはお客様にて自由にリストアすることができます。またオプションサービスを利用することで事前にお客様のシステム環境をデータセンター内の仮想環境に待機(システムパーキング)させておくことができます。リストアが必要となった場合にパーキング環境へリストアすることで短時間でシステムを復旧することができるため、お客様は安価にBCP等の災害対策やDR環境を構築することができます。またご要望によってはリストアを物理サーバーにて復旧させ、お客様のご指定場所に配送する(システムデリバリー)も準備しています。
IBM Spectrum Protect(ISP)(旧Tivoli Storage Manager(TSM))で提供されるインターフェースにて不足している部分を視覚的によりわかりやすくご確認いただけるように専用のインターフェース(スマートフォン対応)をご提供しています。これにより設定内容やバックアップ状況・使用容量等がいつでもどこでも確認することができるようになっています。
データセンターがインフラ環境のみに関わらずバックアップサービスの設定運用、お客様からのお問い合わせから障害対応まですべてひとつの窓口でワンストップで提供するサービスのため、一元的にすべてを管理することができます。